お役立ち情報・Q&A

お薬手帳って何?

お薬手帳は、いつ、どこで、どんなお薬を処方してもらったかを記録しておく手帳で、その手帳を見ればあなたに処方されたお薬の名前や飲むタイミング、回数などをいつでも確認することができます。
また、あなたのお体に合わなかったお薬やアレルギーの有無、過去にかかった病気、体質(胃が弱いとか皮膚が弱いなど)なども記載できます。
では、あなた専用のお薬手帳を持つことでどんなメリットがあるのでしょうか?

お薬手帳を持つ7つのいいこと

  • 薬剤師が、お薬手帳を確認して他のお薬や食べ物との飲み合わせ、よく似た薬の重複をチェックすることで、あなたやあなたの家族が薬の副作用や相互作用(悪い飲み合わせによって起こる作用)で体調を崩すリスクを減らすことができます。
  • お薬手帳にあなたの副作用歴やアレルギー、過去にかかった病気やいつも飲んでいる市販薬、サプリメントなどの情報をきちんと書いておけば、病院やクリニックまたは薬局でお薬手帳を見せるだけですぐに情報を伝えられるので、医療機関に行くたびに何度も説明する必要がありません。
  • どの薬局で薬をもらっても全て一冊のお薬手帳に内容を記録してもらえば、何冊も持ち歩いたり薬局ごとに管理する手間が省けます。
  • あなたやあなたのご家族の病気やその症状、いつも飲んでいる薬について医師や薬剤師に相談したいことをお薬手帳に書いておけば、診察を受ける時や薬をもらう時に尋ね忘れることが減るので、不安な気持ちが続くことはありません。
  • いつも同じお薬をもらっていたとしても、お薬手帳に毎回記録しておけば、その薬を飲んでいる期間が一目でわかるので引越しなどで病院や薬局を変えないといけない時でもスムーズに治療を継続できます。
  • あまり病院にかかることがなくお薬を飲むことが少なくても、お薬手帳にお薬の記録をしておけば過去にあなたが飲んで問題なかったお薬がわかるので、医師が処方する際の参考になり、副作用が出てしまうリスクを減らすことができる可能性があります。
  • お薬手帳があれば、旅行先で病気になった時や災害時、救急の時でもあなたのことやあなたの飲んでいる薬について素早く正確に伝えられるので、迅速に対応してもらうことができ、辛い思いをする時間が短くて済みます。
    ご家族にもお薬手帳の存在を知らせておけば、いざという時に家族があなたの薬のことを医師に尋ねられても困惑することがありません。

平成29年6月現在では、薬局でお薬をもらう時にお薬手帳を持参すれば、3割負担の方で約40円負担金が減額されます。理由は、上記にもあったように、あなたの飲んでいるお薬やアレルギー、既往歴などの情報を薬局の薬剤師さんが毎回調査する手間を省くことができるからです。

他にも、お薬手帳を持ってきてくださったことで、知らずに一緒に飲んではいけないお薬を同時に飲んでしまったり、同じ成分の薬をうっかり飲んでしまう危険を事前に防ぐなど、お薬での治療の手助けになっていることがたくさんあります。もし、まだ持っていなければ、薬局でお薬をもらう時に薬剤師さんに相談してくださいね。

薬局によっていろんな種類のお薬手帳がありますが、基本的にはどれも同じようにどこでも使用できます。一冊をもらったらそれを他の薬局の薬剤師さんにも見せて毎回処方の記録をしてもらうようにしましょう。

かかりつけ薬剤師って?
こちらのサイトをご覧ください。

かかりつけ薬剤師は、あなたが現在使用している処方薬や市販薬などの情報を把握し、薬の飲み残しや重複、副作用などがないか、1つの薬局で継続的にチェックします。また、患者さんの自宅に訪問して健康や薬の相談にのったり、薬局が開いていない時間帯もご相談いただける体制を整えています。
いつでも気軽に相談でき、信頼できる、地域に密着した薬局・薬剤師が「かかりつけ」です。日本薬剤師会「かかりつけ薬剤師・健康サポート薬局PRサイト」
妊娠中や授乳中は薬を飲んでいいの?

A:妊娠中や授乳中でも服用できるお薬はたくさんありますので、自己判断せず必ず主治医やかかりつけの薬剤師さんに相談してください。

妊娠中や授乳中の女性がお薬を飲むことになったとき、不安に感じる場合が多いと思います。

例えば、「妊娠していることを知らずにお薬を飲んでいたけど大丈夫?」「薬を飲んでいいと言われたけどネットで調べたら妊婦は飲めないと書いていた。本当に飲んでいい?」「母乳で育てたいけど薬を飲むときは絶対授乳を控えないといけないの?」など様々なご質問を受けることもしばしば。実際、自己判断でお薬をやめてしまったり、逆に間違った情報を信用してリスクの高いお薬を飲んでしまうという事例もあるようです。

妊婦・授乳婦の服薬についての信頼できる情報が確認できるようになったのはごく最近のことで、何年か前までは妊婦さんや授乳婦さんは病気をしても我慢してしまっていたり、泣く泣く授乳をやめてミルクに切り替えたりすることもありました。

ただ現在は、妊婦や授乳婦の女性や妊娠を希望されているご夫婦の不安が少しでも和らぐように色んな研究所や団体が、妊娠・授乳へのお薬の影響について情報をまとめてくれています。その中で、最も信頼できるサイトをご紹介しますので、参考になさってください。

妊娠と薬情報センター(国立成育医療研究センター)

夜中や休日に受診できるところはどこ?
夜間や日曜祝日に体調を崩した時は、下松市周辺では以下のように対応している病院や診療所を受診してください。

休日診療にかかるときは、以下のものを持参されると診療がスムーズに行えます。

  • 保険証
  • 医療費助成の受給者証
  • お薬手帳やお薬の説明書、お薬の実物など服用中の薬の名称がわかるもの
下松市 周南市 光市

■下松市

●下松休日診療所

  • 診療科目:内科系
  • 住所:下松市中央町21番1号 スターピアくだまつ1階
  • 電話番号:0833-41-7799
  • 診療日:日・祝・盆・年末年始(詳細はこちらをご確認ください)
  • 診療時間:午前9時~午前11時30分、午後1時~午後4時30分

●外科系(輪番制)

下松市の休日診療(外科系)は、輪番制です。
当番医についてはこちらをご覧ください。

  • 診療日:日・祝・盆・年末年始(詳細はこちらをご確認ください)
  • 診療時間:午前9時~午前11時30分、午後1時~午後4時30分

■周南市

●周南市休日夜間急病診療所

  • 診療科目:内科・外科(主として成人)
  • 住所:周南市慶万町10-9
  • 電話番号:0834-32-2299
  • 診療日:平日夜間・日・祝・12/31~翌1/3、8/15
  • 診療時間:休日→午前9時~午後12時、午後1時~午後5時、午後7時~午後10時
    平日→午後7時~午後10時
    ※受付はいずれも終了時間の30分前まで

●周南地域休日・夜間こども急病センター(周南こどもQQ)

  • 診療科目:小児科
  • 住所:周南市孝田町1−1 徳山中央病院内 
  • 電話番号:0834-28-9650
  • 診療日:平日夜間・日・祝・12/31~翌1/3、8/15
  • 診療時間:休日→午前9時~午後12時、午後1時~午後5時、午後7時~午後10時
    平日→午後7時~午後10時
    ※受付はいずれも終了時間の30分前まで


■光市

●光市休日診療所

  • 診療科目:内科、外科(担当医師の詳細はこちら
  • 住所:光市光井二丁目2番1号 あいぱーく光に併設
  • 電話番号:0833-74-1399
  • 診療日:日・祝・12/31~翌1/3、8/14・15
  • 診療時間:午前9時~午後12時、午後1時~午後5時
    ※受付はいずれも終了時間の30分前まで